Asahidake Trail Keeper
旭岳土木作業員
”Asahidake Trail Keeper” は、主に北海道の大雪山国立公園・旭岳、姿見の池周辺で、近自然工法を使って登山道整備をしています。
旭岳・姿見の池周辺では、”旭岳自然保護監視員” が訪れる人々の安全や環境の維持のために様々な活動をしています。その中で年々荒廃していく登山道(散策路)の補修や再整備に本格的に着手し始めたのが "Asahidake Trail Keeper" です。
大雪山では長い間あまり道の補修・維持に力は入れて来なかったようで、現在、道が崩れているだけでなく、その周りの植物などにも被害が及んでいます。崩れた部分を元通りに直して2,3年後に再び崩れ去る。そうならないように、できれば回復まで持っていこうという目的から、近自然工法を用いています。まず崩れ方や地形・地質を観察し、材料となる石を運びます。こだわりの排水溝を大量生産、植物にも協力してもらいます。
いつかまた山が噴火してリセットされるまで維持できれば、目的達成です。
土木作業はすべて手作業なので、つるはしやバールを振り回して激しく動き回っていますが、道を封鎖しているわけではないので見かけたら声をかけてお通りください。